■決定的だった工藤静香の発言
木村と２０００年１２月に結婚した静香。「そもそも、ほかの４人のメンバーは、この結婚を良くは思ってはいなかった」と、前出の芸能プロ関係者は話す。
「当時、人気の絶頂にあったＳＭＡＰ。恋愛すらタブーだという状況を、木村と工藤は“デキ婚”という形で強行突破した。独走する形になった木村と静香のやり方に、ほかの４人は憤りを持ったといいます。そして、４人と工藤静香の間に決定的な大きな溝ができてしまったのが、２０１６年の解散騒動のときです」（前同）
当初はＳＭＡＰの５人がそろってジャニーズ事務所を出る、と見られていたのだが、最終的には木村と中居が残ることになった。
「木村は当初、みんなと一緒にジャニーズを離れるとされていましたが、直前になって決断を翻したと４人は考えているようです。どうやら、そこにはボタンの掛け違いがあったようですが……。ただ、木村が残留を選んだ背景には、妻である静香の存在が大きかったのではないでしょうか。
中居たち４人は、静香が木村を強硬に、恩のあるジャニーズ事務所に引き止めたことで、５人そろっての独立が叶わなかったと考えているようです。その結果、中居も事務所に残る選択をします。それは、飛び出した３人を芸能界で孤立させないため、ジャニーズの中から支えるため、とも言われましたが……」（同）
静香はＳＭＡＰ解散騒動の最中の２０１６年９月、『フライデー』（講談社）の直撃取材を受け、「ＳＭＡＰを分裂させた黒幕」とささやかれたことに対して「どうして私たちが裏切り者呼ばわりされないといけないの！」怒りをぶちまけた。
