■会見場所がテレ朝だった理由……

「中居は明石家さんまさん(64)になりますよ」と話すのは、前出の芸能プロ関係者。

「さんまさんは、以前から個人事務所『オフィス事務所』を持っていて、事実上はそこの所属なんです。ただ大手事務所からはマネジャーも派遣されていて、仕事の窓口にもなっている。今回の中居とジャニーズの形とほぼまったく一緒なのではないでしょうか」

 類まれな司会術に加え、仕事のスタイルも同じ。中居はBIG3への道を歩もうとしているのかもしれない。

「会見中、中居はSMAPの再結成について“ゼロ(%)ではない”と語りました。ジャニーズとの関係は良好なままですから、SMAPの再結成は中居が主導権を握れば、十分にありうると思いますよ」(前同)

 芸能プロ関係者はさらに、「会見場所がテレ朝だったのにも驚いた」と続ける。

「中居の主戦場は『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』を19年も放送しているTBS。中居とTBS幹部には信頼関係があり、ジャニーズを辞めてもTBSの番組は続くと以前から見られていました。しかし、今回テレ朝で会見をやったのは、テレ朝サイドも中居と関係を続けていくことを了承したから。彼も会見で示唆しましたが、『中居正広のニュースな会』(テレ朝系)ほか、『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)など、MCを務める番組はすべて継続するとのことです。

 こういった点でも中居とさんまさんには共通する点があります。中居はジャニーズ在籍時から、事務所を通さず、自身が直接、番組プロデューサーや関係者とで会議を重ねて、番組内容を詰めていくだけでなく、交渉も行ってきていました。同じくさんまさんも、番組関係者と直接対話することで関係を構築してきた。その最たる例が『宮迫を囲む会』でしょう」(前同)

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