■あえてキスマイと距離を置いた中居

 2月25日発売の『女性自身』(光文社)によると、ジャニーズ事務所を去る中居の唯一の心残りがキスマイのことだという。

 2011年にデビューしたキスマイは、当時のSMAPのチーフマネージャーのI女史が手掛けていたこともあり、中居とはデビュー直後から共演が多かった。それだけでなく、キスマイのメンバーの兄弟を連れて旅行に行ったり、定期的に自宅に招くなど、公私ともに中居がキスマイを可愛がっていたと『女性自身』では伝えている。

「また、中居は以前から“俺らを超えるグループになれ!”と彼らを後押しし、2013年には横尾渉(33)、宮田俊哉(31)、二階堂高嗣(29)、千賀健永(28)の4人をプロデュースし、グループ内ユニット『舞祭組』と自ら命名するほどでした。

 ところが、中居は昨年に入ってから目に見えてキスマイのメンバーと距離を置き始めたといいます。昨年2月には、キスマイのコンサートツアーの演出を中居に頼んだことがあったようですが、中居は“もう自分たちでできる実力があるだろう。俺がずっとジャニーズにいるかわかんないし”と、断ったと『女性自身』では伝えています」(前同)

 中居は自分がジャニーズ事務所を退所したあとも、ほかの先輩たちと交流して吸収していってほしいという願いから、あえてキスマイと距離を置いたというのだ。

 まさに、ライオンが自分の子を鍛えるために谷底にあえて突き落とすという、獅子の子落としを地で行く行いだ。中居の“獅子の子落とし”のかいもあったのか、昨年7月にキスマイがリリースしたシングル『HANDS UP』は初週19.6万枚、11月リリースの『Edge of Days』が初週13.5万枚を売り上げるなど、スマッシュヒットを記録。

 昨年4月に深夜帯からゴールデン番組に昇格した『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)も好視聴率を獲得し、2019年の大みそかには、デビュー9年目にして悲願の『NHK紅白歌合戦』にも初出場を果たした。

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