長瀬智也
長瀬智也

 2月27日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、TOKIO長瀬智也(41)が2021年春以降に退所する意向を既にジャニーズ事務所に伝えていると報じた。

 不祥事を起こした山口達也(48)が2018年に5月退所して以来、音楽活動を休止しているTOKIO。同誌によれば、長瀬はメンバーの中でも人一倍音楽にこだわりがあり、思うように活動ができない現状に対して事務所への不満を募らせているという。

「長瀬が抜けた場合、残ったメンバーは3名となってしまうため、TOKIOが活動を休止したり、事実上の解散もあり得る。当然、看板番組の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)も存続が危ぶまれることになります。あの番組は、TOKIOメンバー1人1人の熱意と高いスキルが視聴者にウケて成り立っている番組ですからね。万能な山口が抜けた時点で“飛車角落ち”となってしまったのに、フロントマンの長瀬までいなくなれば大打撃でしょう」(テレビ局関係者)

 一方で、番組存続に向けて、ファンは“ある光明”を見出している。

 2月24日放送回には、事務所の後輩SixTONES森本慎太郎(22)が番組にゲスト出演し、リーダー城島茂(49)から“ヌタウナギの内臓を抜く方法”を教わった。さらに森本は、ジャニーズJr.内ユニット「Aぇ! group」の草間リチャード敬太(24)とともに3月1日の放送にも登場予定となっており、DASH島で海苔作りにチャレンジするという。

 一般的に知名度はまだまだの若手ジャニーズの連続出演に、SNS上の一部では「ゴリ押し」という声も上がったが、「TOKIO解散してSixTONESあたりに引き継いでいくんかね」「最近鉄腕DASHで『後継者を探す』的な演出が多かったのはこのせいか」「長瀬の退所に備えて後継者探ししてるからと考えると納得」とおおむね好意的な声が寄せられている。

「ヌタウナギの内臓抜きは、本場秋田でも後継者不足が叫ばれている貴重な技術。そんな“奥義”をリーダー城島自ら森本に伝授したのですから、遠くない将来、番組自体を後輩に譲る考えがあるのかもしれません。森本は2月2日の放送回にも出演しており、素潜りで水深5メートルのサザエをゲットするなど大活躍しました。山口達也をほうふつとさせる身体能力の高さとアグレッシブな姿勢に視聴者も好感を持っていますし、後継者としては申し分ない逸材です」(前出のテレビ局関係者)

 元SMAP中居正広(47)に続き、長瀬智也という一時代を築いたグループのメンバーが退所するとなれば、ファンのダメージは計り知れない。せめて老若男女に愛されてきた長寿番組だけでも存続し、磨き上げられた職人技の数々を若者に継承していってほしいものだ。

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