■コラボなしで人気をつかんだ「エガちゃんねる」

 有名YouTuberとのコラボという“ドーピング”に手を出してしまった宮迫に対して、江頭2:50(54)は自力で人気をものにした。江頭の「エガちゃんねる」は宮迫より後の2月1日開設にもかかわらず、3月1日時点でチャンネル登録者数は177万人。宮迫に実に100万人以上の差をつけている。

「江頭とYouTubeの相性は抜群に良いです。初投稿の動画から“おしり習字”と称して尻で毛筆を操っていましたが、こういう、江頭らしい体を張った芸をみんな見たがっています(笑)。コンプライアンスが厳しくなったテレビではできないネタがYouTubeならできる。数分間で見せる芸としてはこれ以上のコンテンツはないのでは」(ITライター)

 宮迫より100万人以上も上回っているチャンネル登録者だが、数だけでなく“質”も異なるという。

「宮迫のチャンネルを登録した人には、有名YouTuberとのコラボ動画目当ての人もいて、必ずしも全員が宮迫が見たいわけではない。江頭の場合は純粋に彼が投稿する動画を待ち望んでいる人が多いでしょう。YouTube視聴者は江頭を“応援したい、育てたい”との気持ちがあると思います」(前同)

 YouTubeと抜群の相性を見せた江頭。チャンネル登録者数も増え続け、再生数では500万回を超えたものもある。

「ただ、2月27日のエガちゃんねるのツイッターの投稿によると、“問題が解決されず、収益はゼロのまま”だそうです。YouTubeは審査が通って収益化しないと実入りがないので、再生数がどれだけ伸びてもお金は入りません。江頭にとって最高のフィールドであるのは間違いないですが、収益化できないと継続するのも難しい状況になりかねない。収益化OKになれば、とんでもない再生数ですから、おそろしい収入額になるでしょうね」(前出のWEB編集者)

 宮迫の場合、さらなる問題もあるという。

「宮迫は動画の最後はもちろん、ブログでも“#チャンネル登録お願いします”“#高評価お願いします”とつけています。こちらも、“応援してもらう”ことが重要なYouTuberとしては王道の手段といえるのでしょうが、ここまで必死にアピールすると、逆に引いてしまう人もいる。それもコラボ以外の再生数が伸びない理由かもしれません。江頭にはそういった戦略的な部分が見えないのも支持される要因かもしれません。宮迫の動画はその逆で、有名YouTuberとのコラボを始め、運営的な存在にプロデュースされている感、他人に作られている感が漂っていますよね」(前出のITライター)

 YouTubeチャンネル開設から1か月。宮迫と江頭とも大成功と言えるチャンネル登録者数だが、両者の間には大きな差がついてしまった。今後、宮迫は江頭に迫っていくことはできるのだろうか⁉

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