中居正広
中居正広

「今回のことで芸能界、テレビ界、そして東京五輪に大激変が起こります。すでに水面下ではビッグプロジェクトが動いていますよ」

 芸能プロ幹部がこう話すのは、2月21日、元SMAP中居正広(47)が開いたジャニーズ事務所からの退所発表会見のことだ。「3月末でジャニーズ事務所を辞めることを明かした中居は、個人事務所『のんびりな会』を立ち上げたことも報告。今後は、代表取締役兼所属タレントとしてやっていきますが、現在のジャニーズのマネージャーが引き続きつくとのことで、ジャニーズとの関係も継続するんです」(女性誌記者)

 前出の芸能プロ幹部は、「これでSMAPの再結成は現実的になった」と話す。「ジャニーズを円満退社したことは大きい。ジャニーズはSMAPの曲の権利も持っており、関係が良好であれば、そうした面でも問題ないですからね」(前同)

 また中居は昨年、稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)の3人のユニット『新しい地図』を「地上波テレビに出してほしい」とキー局の関係者にお願いしていたと報じられていたが、「中居と『新しい地図』の距離は近く、共演は時間の問題。実際、大舞台での共演が中居と『新しい地図』の3人の間では同意に至っているというんです。それが、東京オリンピック・パラリンピックです」(前同)

 芸能プロ関係者によると、彼らの共演は政界や財界のトップも関わる、もはや国家的なプロジェクトになっているというのだ。「ただジャニーズに在籍し、4人とわだかまりがあるといわれる木村拓哉(47)を引っ張り出すには、時間が足りないといわれていました。だが、ここにきて新型コロナウイルスの影響で、東京五輪が延期される可能性が出てきたんです。その話が出始めたのは全権限を持つIOC(国際オリンピック委員会)から。IOC関係者からはこのまま感染が拡大した場合、1年後に開催を延期する案も出ているそう。IOCが“決定”すれば、日本は従わざるをえないでしょう」(同)

 極めて異例だが、1年遅れで東京五輪が開かれる可能性が出てきたというのだ。そうなれば、SMAP再結成への“時間的な壁”はなくなるだろう。芸能プロ関係者は言う。「唯一残された障壁は工藤静香(49)です。4人が本当に許せないのは木村ではなく工藤だと噂されています。16年のSMAP解散騒動の際、工藤が強硬に木村を引き留めたことで、5人そろっての独立がかなわなかったとメンバー4人は考えているようです。木村が今度は、静香ではなく4人を取ると、他のメンバーに頭を下げることが必要ではないかという話です。極めて高いハードルに思えますが、それができれば、再結成に向けて一気に事は進むかもしれません」

「東京五輪延期」と「SMAP再結成」、今後どんな展開を見せるのだろうか。

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