ドラマの計画も立ち消えに

 東出の騒動は映画だけでなく、テレビドラマにも影響を及ぼしている。

「ドラマ『ケイジとケンジ』は、本来ならテレビ朝日が『相棒』に代わる長期シリーズに育てたい、と期待していたんです。しかし、不倫騒動後は“東出を画面に映すな”と怒る視聴者まで出てしまい、とてもシリーズ化は難しい状態になってしまいました。桐谷健太(40)とのダブル主人公が売りだったので、代役を立てて続けるのも難しいでしょう。

 また、TBSで来年1月クールで予定されていたドラマからも東出の名前は消えたといいます。脚本家にヒットメーカーの宮藤官九郎(49)、主演にTOKIO長瀬智也(41)という、同局のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』や『タイガー&ドラゴン』『うぬぼれ刑事』の黄金コンビの10年ぶりの復活作。TBSが今作にそうとう気合い入れているのは間違いない。東出はテレ朝の将来を担う可能性があったドラマをつぶし、TBSの看板ドラマにもけちをつけた。そして連ドラから始まった『コンフィデンスマンJP』の映画シリーズにも大きなダメージを与えたわけですから、当面、キー局のドラマには出られないでしょう」(テレビ局関係者)

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