明暗が分かれた江頭と宮迫

 宮迫が伸び悩む一方、江頭2:50(54)の『エガちゃんねる』は絶好調だ。2月15日には、チャンネル数150万人を突破している。

「同じ“テレビが無理でもYouTubeなら”という流れでも、江頭さんと宮迫さんはネットでの扱いが全然違います。宮迫さんは“相方と戻りたい”と語っていたり、“テレビ復帰したい”と思わせるような言動をしているため、“YouTubeを主戦場とは考えていないのではないか”“地上波テレビに戻るための手段”といった良くない印象を抱く視聴者が出てしまうんですよ。動画のクオリティに関しても、“早食い”とか“日用品で実験”とか、どこかで見たような動画ばかりです。

 一方の江頭さんの場合、『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』のように、前からインターネット動画に積極的に登場していて、ネット上のファンが多かった。また、『エガちゃんねる』の動画も『股間でペットボトルロケットを止める』、『生の玉ねぎを早食いする』という、自身の持ち味を生かした芸を必死で取り組んでいる姿が大好評。彼はまだ誰ともコラボしていませんが、すべての投稿動画で、再生数は100万回を超えています。過激な動画以外も、本人の人柄が好評で、カラオケで撮影された『カメラの前で初めて歌う! THE BLUE HEARTS“人にやさしく”』は再生数552万超を誇っています」(前同)

 3月10日、宮迫は自身のチャンネルでYouTubeを始めて約1か月の心境を告白した。

「宮迫さんは“毎日投稿することがしんどい。なめていたところがあったのかな”と話し、テレビ復帰への足掛けではなく、YouTubeを一生続けていくと決意を語っていましたね。ただ、加えて、“相方が待ってくれているので、僕のことを待ってくれているテレビ関係者、スタッフの方もいらっしゃいますので、そちらに戻れるように頑張っていく気持ちもブレていません”と語りました。これは、宮迫さんの偽らざる本音でしょう。しかし、その気持ちはネットユーザーには届くのでしょうか。テレビへの気持ちを語れば語るほど、ネット民は引いていくと思います」(同)

 江頭以外にも、多くの芸人がYouTubeに進出している。テレビだけでなく、YouTubeでも居場所を失ってしまうのか。宮迫の明日はどっちだ――。

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