■時おり起こる発作に「今でも薬が手放せず……」
羽生は幼少期、少し走っただけで咳込んだり、夜も眠れないほどの咳が続く日もあったという。
「2017年8月に放送された『24時間テレビ』(日本テレビ系)に出演した際には、羽生自身が、2歳から喘息を患っていたこと、成長するにつれて症状はだいぶ改善されてはいるが、今でも時折発作が起きるために薬を常備していることを告白し、世間を驚かせました。トップスケーターとして世界を転戦する今でも、日頃からマスクや予防薬を手放すことができず、発作を防ぐための細心の注意を払っているそうです」(前出のスポーツライター)
今、世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスは、高齢者や持病のある人に感染すると重症化のリスクが高いとされている。
「クルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス』の乗客だった80代の日本人男性は、気管支ぜんそくの治療中に新型コロナウィルスに罹患し、亡くなっている。同じ喘息という持病を持つ羽生をファンが心配するのも当然かもしれません」(前同)
大会の開催については、選手や観客の安全を第一に検討しているとのこと。続報が待たれるところだ。