３月１６日からカナダ・モントリオールで開幕予定の世界フィギュアスケート選手権。新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催の可否が揺れる中、世間では「羽生結弦（２５）とネイサン・チェン（２０）の直接対決のゆくえ」ばかりに注目が集まっているが、その２人に割って入るほどに絶好調なのが、同大会に出場予定の宇野昌磨（２２）だ。
「宇野は今年の年明けから本格的にステファン・ランビエールコーチ（３４）に師事。その初戦となった２月にオランダで行われたチャレンジ・カップでは、圧巻の演技で優勝をはたしました。もしこのまま世界選手権が開幕すれば、羽生やネイサンを抑えての初優勝も十分にありえます」（スポーツライター）
宇野はコーチ不在で納得いく演技ができず、キス＆クライで悔し涙を流していたのがほんの数カ月前のことだとは思えないほどの急成長を見せていると言う。
「ランビエールコーチがサポートについた昨年１２月の全日本選手権でも４連覇を達成しましたが、ここ最近の彼の一番の成長は、演技に“色気”が増したことでしょうね」（前出のスポーツライター）
宇野といえば、あどけなさが残るかわいらしいキャラクターも魅力のひとつだった。
「その宇野が、ランビエールに師事するようになり、ときにしっとりと大人の男性らしい色気を表現するようになったのです」（前同）
