■信長登場でドラマは盛り上がりを見せるが……

 長谷川博己(43)が明智光秀を演じる大河ドラマ『麒麟がくる』。

 放送開始直前の昨年11月、主要キャストの沢尻エリカ(33)が違法薬物所持で逮捕・起訴され、急遽、代役に川口春奈(25)を立てて再撮影をするなど、何かと話題を呼んだことも記憶に新しい。

「沢尻の一件の話題もあったのか、初回の平均視聴率は19.1%(以下すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進を切りました。ところが徐々に下降を続け、3月8日の視聴率は13.7%に。もちろん悪くはない数字ですが、8日の放送では染谷将太(27)演じる織田信長が登場し、ドラマはまさにこれから勢いに乗るところだったんです。

 それがここにきて、NHK放送センターで徹底的な新型コロナウイルス対応です。大河ドラマは大河ドラマには大勢のスタッフが携わっていますが、そのスタッフがただの風邪であっても37.5度以上だったら、撮影や編集には参加できない。いつものスタッフがいない、ましてや監督不在などの事態になったら撮影にも支障をきたしますよね。ただ、もっと問題なのは、出演者に発熱があった場合。主要キャスト、たとえば主演の長谷川さんに熱があった場合どうなるのか。原則では、主演であっても発熱している場合、入館できないんでしょうが、それではまったく撮影にならない。本当にどうするんでしょうか……」(芸能プロ関係者)

 スタート前から波乱続出の『麒麟がくる』は、再び訪れた危機を乗り越えることができるのだろうか⁉

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