堀ちえみ
堀ちえみ

 元AKB48のメンバーでタレントの川崎希(32)が3月4日付のブログで、自身と家族に対して誹謗中傷の書き込みをした女性2人が3月3日に侮辱罪で書類送検されたと報告した。

 同日付の『FNN PRIME』の記事によると、書類送検された女性の1人は「ほかの人も書いているし大丈夫だろう、バレないだろうと思った」と容疑を認めているという。

 川崎の件を受けて指原莉乃(27)が同日にインスタグラムのストーリーズで自身にも過激な悪口が寄せられたと明かし、「私がそれを訴えたら芸能人に悪口のDMを送ってたことが家族だったり会社の人だったり学校の人にバレてしまう時代なわけで…。DMだけじゃなくて、掲示板だったり心当たりがある方はそういう活動から卒業したほうがいい」と、苦言を呈した。

「ネットの誹謗中傷が原因で書類送検に至ったのは川崎の件が初めてではありません。指原の苦言もSNSマナーの初歩的な部分です」(WEB編集者)

 1月14日、女優の春名風花(19)と春名の母親がツイッターに虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、中傷する書き込みをした人物を横浜地裁に提訴。慰謝料など265万4000円の支払いを求めている訴訟の第1回口頭弁論が3月10日に横浜地裁であった。

「1月4日付の『弁護士ドットコム』の記事によると、春名は小学生時代から誹謗中傷に悩まされたそうです。警察に相談しても対応してくれなかったといい、アルバイトで裁判費用を貯めて裁判に挑んだそうです」(前同)

 4回目の裁判でようやく投稿者が判明するなど手間とお金がかなりかかったようだ。このように言われっぱなしではなく、芸能人サイドが何らかのアクションを起こす可能性は十二分にある。

「芸能人に対するネットでの誹謗中傷でよく知られているのが、スマイリーキクチ(48)の事件です。1999年ごろから、身に覚えのない事件の"殺人犯"などとネット上にデマを流されたことから、以降10年間にわたって誹謗中傷を受けていたんです」(前同)

 2009年に中傷していたネットユーザー19人が名誉毀損容疑などで検挙。この事件は当時テレビ、新聞でも報じられ、2012年12月19日放送のテレビ番組『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)でも取り上げられた。

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