佐藤健
佐藤健

「佐藤」という名字は日本でもっとも多いといわれている。芸能界やスポーツ界、経済界、政治家にもたくさんの佐藤さんがいる。そこで今回は、10~50代の男女200人に「佐藤と聞いて思い浮かべる有名人」について聞いてみた。

 第3位は、佐藤栄作。

 佐藤栄作は、第61~63代内閣総理大臣を歴任した人物で、首相在任期間は歴代3位。連続在任期間は歴代最高の7年8カ月、昭和時代で最長の長期政権を築き上げた。「政界の団十郎」「早耳の栄作」の異名はあまりにも有名で、「人事の佐藤」と評する声もあった。首相在任時には、日韓基本条約批准、非核三原則、沖縄返還を成し遂げるなど、戦後の日本を立て直したことでも知られる。1974年にはノーベル平和賞を受賞した。今回のアンケートでは、主に50代の男性から選ばれていた。

 第2位は、佐藤浩市

 父親は昭和の名優である、三國連太郎。佐藤浩市も俳優としてデビューし、20代から30代前半にかけては脇役が多かったが、演技力が評価され、NHK大河には『翔ぶが如く』『炎立つ』『新選組!』と3度出演。1990年代のトレンディドラマ時代にも大活躍し、近年は映画の出演が目立つ。昨年は『空母いぶき』『ザ・ファブル』『記憶にございません!』など話題作で好演。いまや、日本を代表する俳優であり、映画界には欠かせない存在だ。昨年末最終回を迎えた木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)に出演していた寛一郎は佐藤の息子で、4月24日公開の石橋蓮司主演映画『一度も撃ってません』で、初めて本格的な親子共演を果たす。

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