■K―1には非難の声も

 3月19日、政府の専門家会議は大規模イベントの開催には「慎重な対応が求められる」と、新見解を発表した。

 そんな中、政府と埼玉県が自粛を求めていながらも、3月22日にさいたまスーパーアリーナで『K-1 WORLD GP』が開催されたことについて、西村康稔経済再生担当相は「大変残念だ」と話した。

 ネットでも、「これでは感染を終息に向かわせるどころか拡大させているということをしっかりと受け止めてほしい」「主催者側もかなり無責任。払い戻しもできるようにして開催するならまだ理解は得られたでしょうね」「こんなときに大イベントをするなんてある意味 緊急事態発生」といった厳しい声も上がっている。

「新型コロナウイルスの完全終息を待たずに『アラフェス』を開催した場合にも、こういった批判的な声が上がるのは必至。嵐も、ジャニーズ事務所もそのことは充分理解しているでしょう」(前出の芸能記者)

 3月24日発売の『女性自身』(光文社)では、嵐のなかでも、特に新型コロナウイルスに強い懸念を示しているのが『news zero』(日本テレビ系)で月曜キャスターを務めている櫻井翔(38)だと報じている。

「櫻井は本番前、日本テレビに入ると、すぐに新聞の関連記事を読み、本番終了後にも専門家に積極的に質問をぶつけているといいます。4月の北京公演が中止になり、ファンと直接会える機会が減ることに危機感を抱いていると『女性自身』では伝えていますね」(前同)

 3月15日、櫻井はジャニーズの有料公式サイト『Johnny’s web』内の公式ブログ『オトノハ』を更新。

「新型コロナウイルスの影響が広がる中、我々の仕事は……“出来るか出来ないか分からないから、やらない。”ではなく“出来ることを前提として、いま準備出来ることをやる。”しかありません」とつづっている。

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