■姉や妹の知名度をフル活用
これまでも、兄弟や姉妹の知名度を使おうとした芸能人はいた。たとえば、女優の有村架純(27)の姉・有村藍里(30)だ。
「姉の藍里はタレントとして活動してますが、妹との活躍の差は歴然。2017年11月放送のバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演したとき、“残念な方の姉です”と自虐ネタにしていました。テレビでそうした発言ができる度胸は大したものですが……」(前出の芸能記者)
自虐ネタをテレビで堂々と言っているのはシンガーソングライターの上野まな(37)も同じ。まなは女優の上野樹里(33)の姉だ。
「上野まなは2015年6月に放送されたバラエティ番組『タカアンドトシの道路バラエティ!?バスドラ』(テレビ朝日系)に出演した際、“妹の名前使ってのタレント活動ですけれども”と開き直りともとれる自己紹介。“妹が有名じゃなければ、私なんて絶対テレビに出られない”と畳み掛けるようにネガティブ発言をしていました。ただ正直、彼女の言う通りだからちょっと悲しいですよね……」(前同)
山田優(35)の弟でタレントの山田親太朗(33)は姉の所属事務所にスカウトされて、芸能界デビューした経歴を持っている。
「2018年5月放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)に出演した山田親太朗は驚くことに、“住む家がないので姉夫婦宅に居候している”と告白しました。姉の夫・小栗旬(37)と姉の子どもの世話をしているそうですが、生活面でも姉に頼りきりとは、なかなかですよね」(同)
“きょうだい愛”はうるわしいが、芸能界で求められるのは真の実力。NANAMIには堀北の威光なしでも頑張ってほしい。