■芸能人とおつきあいしたことは?
――さすが女子プロレスラー! そんなキューティーさんですが、当時、男性とおつきあいしたりとかは? 全女では三禁(酒、タバコ、男)というルールがあったそうですが……。
キューティー 私たちの団体はそれほどキツくなかったんですよ。でも、未成年だった頃は、そういうことは何もなかったですね。
――ということは未成年じゃなくなったら……?
キューティー 20歳くらいには彼氏をつくっちゃいましたね。出会いは……飲み屋さんだったかな(笑)。
――未成年時代はストイックだったのに!
キューティー やっぱり昼間は練習してるか、他のお仕事をしていて出歩けないじゃないですか。レスラー時代はまともに青い空を見たことがないくらいで。そうなってくると、どこか遊びに行くとなると飲み屋さんになっちゃうんですよ!
――女子レスラー同士で、恋バナなんかしたりは?
キューティーすることはありましたね。あ、でも、甘酸っぱいのじゃなくて、あまりかわいらしくない感じの話でしたけど。
――かわいらしくない恋バナ……というと?
キューティー つきあったあとはやっぱりいろいろあるじゃないですか。そういうお話なんかを……。
――じゃあ、その頃はキューティーさんも。
キューティー そうですねえ……。彼氏と飲んでいて、その流れで、みたいな。正直、あまりよく覚えていないんですけど(笑)。
――場所はどこだったんですか?
キューティー その頃は、寮を出て一人暮らしだったので、私の部屋だったと思います。
――当時はアイドル的な人気を誇っていたキューティーさんですが、芸能人とおつきあいしたことは?
キューティー それが全然ないんですよね。お仕事しているときに口説かれたみたいなこともなかったし……。友達はプロレスラーばかりでしたから。
――男子プロレスラーはいかがでしょう。佐々木健介さんと北斗さんみたいにおつきあいしたりとかは?
キューティー それが、私は全然ないんですよね。健介さんと北斗さんといえば、アメリカに遠征に行ったときにご一緒させていただいたんですが、ラブラブだったのを覚えています。あまり見ちゃいけないってくらい(笑)。北斗さんもすごくかわいらしかったですよ。
――そんなエピソードが!
キューティー その遠征のときは私と一緒に行っていた尾崎魔弓も英語もまったくできなかったので、乗り換えのときには、北斗さんが健介さんにお願いして取っていただいたりしたので、すごくお世話になったんですよ。
――そういう二人を見てキューティーさんも、結婚に憧れたりは?
キューティー その頃はまったく結婚願望もなかったです。結婚を意識したのは29歳で引退してからかな。
――引退までは、プロレス一筋だった?
キューティー そうですね。何人かおつきあいはしましたけど、仕事に邪魔になるようなら彼氏はいらないってくらいでしたし。あるおつきあいした男性は、「プロレスの技かけてよ」なんていう人もいたけど、イヤでしたねえ。「こっちは仕事でやってるのよ! お金をもらわないと!!」って。そういう人とは別れも早かったですよ。