パチンコパチスロ、4月からの「全席禁煙」が追い風!?【ギャンブルライター・浜田正則コラム】の画像
(イラスト/玉三郎)

 前回、当コラムの漫画にて「3月は絶好調なのに、こんなときに限って、もうマスクがない!」と言う事態を記しましたので、そちらの結果報告をいたします。

 結果、どこのお店に行ってもマスクはまったく手に入らなかったんですが、家のリビングに箱ごと買い置きされていた(と言うか何年も忘れ去られていた)のを発見。無事50枚ゲットしました。

 おかげで好調時に攻め攻めで行くことができ、3月は20万オーバーの大幅プラス。いや~、ビッグウェーブを余すことなくモノにできて良かったです。

■リニューアルオープンでプラスに転換

 と行った流れで、では本題に入りましょう。

 4月のパチンコ・パチスロ。注目点は、なんといってもタバコ問題です。1年前から通達されていた「全席禁煙」が、いよいよこの4月から一斉にとり行われますが、これがどう影響するのか気になるところでした。

 パッと見では、マイナス要素としか思えない今回の条例。実際、店内完全禁煙(同じホール内に密閉された喫煙場所があるのは可)という荒療治は、タバコがセットの居酒屋や焼肉店と同様、パチンコパチスロのホール関係者も「終わった……」と嘆いていました。

 ところが、いざ本番が近づいてくるに従い、パチンコパチスロだけは、まんまと乗っかりに成功。焼肉店や居酒屋だと改装工事の大出費だけでも致命傷ですが、パチンコパチスロは、これすらも「イベント」にすることができ、予算も「設備費」で本部から引っ張れますので、想定内の出費。加えて、お客も「リニューアルオープン」の響きには「出し」が期待できるので、やおらそそられます。

 皆さまの行きつけがどんな感じなのかは分かりませんが、私の行動範囲にある埼玉県最大のチェーンは、攻め手のあまり、完全禁煙の新築ホールをこの機会に「なんなら立体駐車場もつけちゃえ」「コンビニも敷地内につけちゃえ」など、ノリノリで4月グランドオープンです。

 リニューアルオープン(グランドオープン)がすべての店で一斉決行するなんてことは、今後ありえない光景かもしれません。リニューアルオープンはイベントの中でも最強の部類なので、これはかなり期待ですよ!

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