タレントの朝日奈央(25)が3月29日放送の特別番組『テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース』(TBS系)にゲスト出演。番組内容に対するリアクションやコメントに、視聴者から厳しい声が寄せられたようだ。
この番組は、これまで“緊急報道特番の放送時間”、“トップニュースの回数”、“テレビ欄に登場したニュース”、“ニュース速報の回数”、“号外が出たニュース”をテーマに重大ニュースを取り上げていて、第6弾となる今回は“最も印象に残った平成・令和の記者会見”がテーマ。
ゲストには朝日のほか黒柳徹子(86)、柴田理恵(61)、石原良純(58)、ホラン千秋(31)ら芸能人が出演。カウントダウン形式でニュースになった記者会見が紹介され、VTRを見ているゲストの反応がワイプ映像の中で見られた。
そこで、視聴者が違和感を感じていたのは朝日のリアクションだった。特に反応が大きかったのは、4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった、98年7月の“和歌山カレー毒物混入事件”が紹介されたとき。林眞須美死刑囚の半生がドラマ化されて流された。
最初は神妙な表情でVTRを見ていた朝日だったが、林死刑囚は歌がヘタだったというエピソードが紹介されると、面白そうに笑ってしまう。さらに、夫の足をバットで折ったり、麻雀仲間の食事にヒ素を混入させるなど保険金詐欺で大金を手にするシーンでは、「え~」と声を上げたり、あんぐりと口を開けて驚いていた。
また、MCの恵俊彰(55)にコメントを求められると、朝日は「全部が全部理解できなさすぎて、ドラマを見ているような感じでした。こんなことが現実に起きるんだと思いました」と、率直に感想を語っていた。
これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「朝日奈央がニュース番組出ているの、なんだか違和感」「林眞須美の事件知らないのか。なんでほほ笑ましそうな顔してんの?」「わざとらしいワイプでの驚き反応の顔芸いらんわぁ」「難しい番組に出てるなぁ。コメントがバカすぎる」などと、批判的な声を寄せていた。
「94年生まれの朝日は当時4歳で、事件のことは知らなかったのでしょう。15年にアイドルグループのアイドリング!!!を卒業後、“NGなし”をウリにした大きなリアクションで、バラエティ番組などに引っ張りだこな朝日ですが、今回の番組はハードルが高すぎたかもしれませんね」(芸能誌記者)――若者代表としては荷が重かった?