■スマホ代や公共料金も

 さて、ここからは公共料金などをできるだけ安くすませる技を紹介していこう。携帯電話をNTTドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアから、UQモバイルなどの格安携帯へ乗り換えることは、今や生活防衛の基本だ。

 家族4人で切り替えたケースでは、毎月の通信費が1万5000円ほど節約できるが、他にもある。固定電話から携帯電話へかけると、最大1分43円かかるが、かける番号の前に「0033」をつけると18円ですむ。つまり通話料が半分以下になる計算だ。

 さらに固定電話代を安くする方法としてはIP電話に変えること。基本料金も通話料金も一般加入電話より大幅安となる。

 この他の公共料金では、「電気代をまだ口座振替にしていない人は、すぐ切り替えるべきです。東京電力なら1か月ごとに50円(税抜)お得になります。わずかな金額ですが、いったん変更すればずっと続きますし、コンビニなどに支払いに行く手間も省けます」(同)という。

 公共料金ではないが、毎月の維持費に3万〜5万円かかるマイカーを売り、必要なときだけ使用料を払えばいいカーシェアリングに切り替えると効果は絶大。逆に、必要なくなったマイカーの駐車スペースをカーシェアリング会社に貸し出すことで、賃料まで稼げるから、一挙両得なのだ。

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