相葉雅紀(嵐)
相葉雅紀(嵐)

 3月29日午後11時10分、タレントの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため、東京都内の病院で亡くなった。70歳だった。

 志村さんは3月20日に重度の肺炎と診断されて都内の病院に入院、23日に新型コロナウイルス陽性が判明していた。

 志村さんが所属していたザ・ドリフターズのメンバー・加藤茶(77)、仲本工事(78)、高木ブー(87)は、所属事務所のホームページで追悼メッセージを発表。

 高木は「志村早すぎるよ、俺より先に逝くなんて。3年前に、久しぶりにドリフでコントやったとき、“高木さんも80歳過ぎて、頑張ってるんだから、自分も頑張らなきゃなぁ”って言ってたよね。また一緒にコントやりたかったのに。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とつづっている。

 2004年から『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)で志村さんと共演してきた相葉雅紀(37)は、「現実を受け止める事が出来ません……言葉が出て来ません……志村さんに教えて頂いた事は数え切れない程たくさんあります。感謝しかありません。志村さんと過ごさせて頂いた時間は僕の宝物です」と感謝の言葉を述べた。

「嵐の活動休止後、相葉はバラエティ番組を中心に活動していくと見られます。その相葉がバラエティ番組の師匠として慕ってきたのが志村さんなんです。番組開始当初、初めての1人ロケを前に緊張していた相葉をみかねた志村さんが食事に誘って、ロケの極意を一から教えたといいます。相葉はそれを全部メモして、お守りにしようとしたそうです。

 ただ、後日そのメモを見ると、酔っているときに書いたせいでまったく解読できなかったとか(笑)。相葉は慌てて志村さんに電話して、もう一度ロケの作法を聞かせてもらったといいますが、失礼だと怒られても仕方のない場面でも、志村さんは親身に相談に乗ってあげたそうですよ」(芸能記者)

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