■徳井は板東英二の3分の1
チュートリアル・徳井もまた、復帰後の対応が上手くいかずに批判され、民放各局の4月番組改編でも、地上波復帰は絶望的な状態だという。女性誌記者は言う。
「徳井の場合、復帰が早すぎたのかもしれません。2019年10月に1億1800万円の申告漏れと2000万円の所得隠しが発覚してから、2月24日の復帰までおよそ4か月。
2013年、板東英二(79)は徳井よりも少額の約7500万円の申告漏れをしましたが、復帰まで1年を要したことを考えると、早かったのでしょう。
案の定というべきか、3月7日から徳井は『キョートリアル!コンニチ的チュートリアル』(KBS京都ラジオ)で活動を再開したり、舞台に出演したりしているが、地上波の復帰の話は聞こえてこない。それは、いまだに“脱税芸人”、“しれっと復帰かよ”、“早すぎるし誰も許してない”と、ネット上では冷ややかな声が相次いでいることも影響しているのでしょう。実際、3月29日の『サンデー毎日』(毎日新聞出版社)では、視聴者の怒りの声に、徳井がレギュラーで出演していた『しゃべくり007』(日本テレビ系)のスポンサーが尻込みし、復帰が叶っていないことが報じられています」
しかし、2人に先駆けて地上波復帰を果たした亮の未来が明るいかというと、決してそうとも限らない、と女性誌記者は続ける。
「『ロンドンハーツ』は深夜帯の番組ですから、出演のハードルはまだ低い部分があると思います。しかし、ゴールデン帯のスポンサーとなっている大手クライアントは、よりコンプライアンスに厳しい。今は視聴者から直接、クレームが企業にいく時代で、徳井、宮迫がダメなら、当然、亮も同様でしょう。ブラックなイメージが完全に払拭されなければ、とてもゴールデン帯の番組に出ることはできないのではないでしょうか。まだ3人とも、ゴールデンは通そうですよね……」
地上波復帰が叶った亮だが、完全復活への道のりは長そうだーー。