CocomiとKoki,“サラブレッド姉妹”を育て上げた「木村家の教え」の画像
VOGUE JAPAN 2020年4月号  Cover:Luigi&lango (C) 2020 Conde Nast Japan .All rights reserved.

 先日、芸能界デビューを果たした俳優の木村拓哉(47)と歌手の工藤静香(49)の長女Cocomi(18)。妹のKoki,(17)とともに、“美人姉妹タレント”として群雄割拠の芸能界に新風を吹き込む存在となれるのか。

 ついにベールを脱いだ木村家の秘蔵っ子、Cocomi。フラッシュを浴び続けてきた芸能一家の中で唯一“顔出し”せず、ファンの間でも長年関心を集めてきた存在だったが、3月28日発売のファッション誌『VOGUE JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)5月号の表紙で鮮烈なデビューを飾った。

 それに先立ち、3月18日にはインスタグラムも開設されたが、わずか半月足らずでフォロワー数はおよそ70万人にまで急増。艶やかな着物姿や父・木村が撮影した姉妹2ショット……ひとたび写真を上げれば多数のネットニュースに取り上げられるなど、さすがは芸能界きっての“サラブレッド姉妹”。注目度の高さはさすがの一言だ。

 本名の「心美(ここみ)」には、「美しい心を持つ女性に成る様に」という願いが込められている。両親の影響で幼い頃から音楽に親しんできたという彼女は、3歳でバイオリン、11歳でフルートを始めた。とりわけフルートの腕前はかなりのもので、幾多のコンクール入選歴もある。まさに音楽一筋の生活を送ってきた彼女だが、やはり何か“天性のもの”が備わっていたのか。いきなりのモデルデビューにもかかわらず、両親譲りの美貌と存在感でハイブランドを堂々と、そして華麗に着こなしてみせた。

 世界的ファッションブランド「ブルガリ」のアンバサダーを務めるKoki,に続き、Cocomiは「ディオール」のアンバサダーに就任。両者とも幼少期からインターナショナルスクールに通い、語学も堪能だ。もしや“天は二物を与える”のではないか――と思ってしまうが、これらはひとえに親の教育のたまものでもある。

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