■新しい地図&錦戸も地上波へ

 2019年7月、新しい地図として活動する、稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)の3人を番組に出演させないよう、ジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけたとして、公正取引委員会に注意を受けていたと報道各社が伝えた。

 この報道直後、香取が『スッキリ』(日本テレビ系)に出演。以降、新しい地図の3人は『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)や、『出川哲朗の充電させてもらえませんか? 新春パワスポ初詣3時間スペシャル』(テレビ東京系)などの地上波番組に出演。

 稲垣は3月に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説スカーレット』に、さらに草なぎが2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演することが内定したと報じられている。

「また、昨年9月末に関ジャニ∞を脱退し、ジャニーズ事務所を退所した錦戸亮(35)も昨年12月23日放送の『スッキリ』にVTR出演しました。辞めた直後でも地上波に出演できたのは公取委がジャニーズ事務所に注意したという事例があったからでしょう。

“独立したら圧力をかけられる”と考え、独立に踏み切れなかった芸能人は少なくない。しかし、今後は圧力をかけようものなら事務所側が糾弾されてしまい、下手すれば潰れてしまいかねない。今、芸能界ではプロダクションよりもタレント本人の立場が強くなってきつつあると言えるでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

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