■滝沢氏の狙いは!?

 前出の芸能プロ関係者は語る。

「共演NGなどをなくし、多くのテレビ局、ドラマ、番組にタレントを送り込んで、ジャニーズ事務所の芸能界での影響力を維持したいというのもあると思いますね。

 また、ジャニーズ主催のイベントで辞めジャニを使えば当然、大きな話題になります。解散してしまったグループや辞めジャニを“特別復帰”させれば、恐ろしいほどの集客があるでしょう。さらに動画配信やイベントを収録した記録媒体を販売すれば、大きな収益も見込めます。ジャニーズと辞めジャニにとってWin−Winの戦略ですし、新しいビジネスモデルとして大いにありでしょう。ジャニーズ事務所の未来を考える滝沢氏の頭の中には、当然、そうしたことまであると思いますよ」

 解散したグループの復活や辞めジャニの共演が解禁されれば、長瀬智也が退所した場合、解散が濃厚と見られているTOKIOやSMAPの復活劇が見られる可能性もある。

「長瀬が退所となれば、TOKIOの解散は避けられないでしょう。しかし、解散となっても辞めジャニとの共演ができれば、長瀬、そして2018年4月に不祥事を起こし、グループを脱退、ジャニーズ事務所を退所した山口達也(48)も加えて、一夜限りの復活というのもあるでしょう。

 それから木村拓哉(47)以外のメンバーが辞めジャニになってしまったSMAPの復活も可能になります。彼らの復活待望論は根強い。復活すれば一大ニュースですから注目も集まるでしょうし、やり方次第ではとんでもない収益が出るのは間違いない。さすがにオートレーサーになった森且行(46)まで加えるのは難しいでしょうが、元メンバーがやる気になって、契約面での壁がクリアできれば、実現できるでしょう」(前同)

 辞めジャニとジャニーズタレントの共演やグループ復活。実現できるのなら、ぜひ見てみたい!

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