米倉涼子
米倉涼子

 女優・米倉涼子(44)が、27年間にわたって所属していた芸能プロダクションから独立することになった。「自分を見出し、トップ女優へと育ててくれた社長が、退任するタイミングであったこと。また、昨年、発覚した恋人のアルゼンチン人ダンサーとの再婚が近いことも、独立の理由となっているようです。その先にあるのは、本格的な海外進出へのチャレンジのようですよ」(芸能レポーター)

 2008年から出演しているミュージカル舞台『シカゴ』をライフワークとしている米倉。12年には本場ブロードウェイに進出。主演女優として堂々と舞台を務め上げ、昨年7月にも3度目のブロードウェイ公演を成功させている。

「とはいえ、米倉が本場のトップ女優たちと肩を並べたかというと、そうではない。彼女がブロードウェイの舞台に立っているのは、いつもトップスターがお休みをもらっている頃。2〜3番手の女優たちが関係者に存在をアピールするために公演している時期です。それを誰よりも分かっていて悔しい思いをしていたのが米倉本人。だからこそ、より本気で取り組み、本場の俳優たちと勝負したいという強い思いを持ったようです」(芸能プロ関係者)

 そんな彼女の思いを事務所も理解し、何度もチャレンジさせてきた。だが、年齢を考えると、そうチャンスはない。“活動拠点が日本では、満足いく挑戦はできない”と、事務所退所を決断したというのだ。

 ただ気になるのは、昨年までに第6シリーズが制作されている米倉主演の人気ドラマシリーズ。『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)が、どうなってしまうか、だろう。プロダクション退所で、終了が決定したかのような情報が飛び交っているが、「『ドクターX』になるのか、18年放送の米倉が破天荒な元弁護士を演じた『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』になるかは、まだ未定のようですが、今年の10月期にもテレ朝で米倉主演作品が決定しており、退所後も年1回のドラマ出演はやっていくとのこと。まあ、『ドクターX』に関しては米倉自身が“もうやりたくない”と話しており、次に放送されるシリーズが最後になりそうともっぱらです」(テレ朝関係者)

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