■アリシンが多く含まれるニンニクやニラ

 また、ガン細胞をも殺す、免疫細胞「NK(ナチュラルキラー)細胞」の働きを活性化させるアリシンが多く含まれるニンニクやニラも、増やしていきたい食材だ。「ニンニクニラ玉なんていかがでしょうか。サラダ油でニラとニンニクを炒め、軽く塩、胡椒で味つけ。そこに白だしを大さじ1杯入れた溶き卵(2個分)を入れ、半熟になったら火を止めて出来上がり。簡単なので、おかずが1品欲しいときにもいいし、お酒のつまみにも最適です」(前同)

 管理栄養士の資格を持ち、美人料理研究家として有名なshocuicucoさんが安くておいしいレシピとして教えてくれたのは“ニラ麻婆豆腐”。「ポイントは抗菌作用が期待できるニラと、長ネギをたっぷり入れること。長ネギの青い部分には粘膜を強くするビタミンA、白い部分には抗菌効果のネギオールという成分が含まれているので、粘膜を強くする最強の食材かもしれません」

 いつもの麻婆豆腐に、ニラと長ネギをたっぷり入れればいいだけの簡単料理だ。しかも豆腐も、免疫力を高める効果が高いことで知られているので、この“ニラネギ麻婆豆腐”はいいことずくめ。「タンパク質や脂質など、カラダに必要な基礎的な栄養素も豊富で、健康を維持促進させる機能性食品であることは、すでに有名ですが、豆腐の甘みの基となる大豆の糖質を構成するオリゴ糖は、ビフィズス菌のエサになるので、腸の働きを活発にし、免疫力を向上させてくれるんです」(前出の栄養士)

 また、麻婆豆腐に欠かせない豚ひき肉も、「豚肉は免疫細胞の働きを助けるビタミンB1が豊富です。ビタミンに関しては、牛肉より豚肉のほうが優れているんです」(牧氏)という。今夜にでもネギニラ麻婆豆腐を試してみては!?

 野菜の中では、熱に強いビタミンCと、腸内環境を整える食物繊維が豊富で、効率的なエネルギー代謝をサポートしてくれるイモ類も頼りになる。「じゃがいも、長芋もいいですが、食物繊維が最も豊富なのはサツマイモです」(牧氏)

 今はスーパーやコンビニでおいしい「焼き芋」が簡単に買えるだけに、調理もいらないのはありがたい。「チーズやバターを乗せて温め直してもいいし、キムチを乗せて食べるとお酒のつまみにもなると、ネット上でもちょい足しアレンジの多さが注目されていますよ」(栄養士)

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