BTSのRM
BTSのRM。写真:アフロ

 新型コロナウイルスの拡大によって、新たな生活必需品となっているのがマスクだ。使い捨てマスクが手に入りにくい今、マスクを手作りする人も急増している。

「手作りのマスクや繰り返し使えるマスクを着用する際、定番の白マスクではなく、黒色のマスクをチョイスする人が増えているように感じます。実はこの黒マスク、以前から若い男性を中心にじわじわと人気が出ていたのですが、その流行のルーツはK-POPスターにあると言われています。2019年2月に放送されたNHKのニュース番組『おはよう日本』では、黒マスクに関して “韓国文化の影響がある。K-POPのアイドルたちの間では黒マスクのほうが一般的だとも言える”と専門家が言及をしたこともありました」(女性誌編集者)

 そこで、実際に新型コロナウイルス対策としても黒マスクを愛用する韓国の人気アーティストたちの私服ファッションをチェック。黒マスクを主役にしたコーディネートのポイントを前出の女性誌編集者に解説してもらった。

「2020年1月7日、男性アイドルグループSEVENTEENがワールドツアーのために仁川国際空港からアメリカに出国。黒マスクを着用するメンバーが数人いる中、特にスタイリッシュで目立っていたのがパフォーマーのディエイト(23)です。彼は日頃から“個性派ファッショニスタ”としてK-POP界でも有名な存在なんです。

 ディエイトはマスクだけでなく、バッグもサングラスもすべてブラックで統一することで、マスクを見事にファッション小物の一部に昇格させています。赤チェックが目をひく2020年春夏の『バレンシアガ』の新作ジャケットとのカラーコンビネーションも秀逸で、さすがのひと言です」(前出の女性誌編集者)

SEVENTEENのディエイト
SEVENTEENのディエイト。写真:アフロ
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