■YOSHIKIは巻き添え事故?
2015年に年に発表したエッセイ『働く男』で星野は、《僕は『音楽で世界は変えられない』と思っている》《国を変えるのはいつでも政治だし、政治を変えるのはいつでも金の力だ。そこに音楽は介入できない。できたとしても、XJAPANの楽曲を使って型破りというイメージを定着させた小泉純一郎のように、ただ利用されるだけだ》と、2001年の参議院選挙で自民党のCMに楽曲提供していたYOSHIKIを引き合いに出して、音楽と政治の関係について持論を展開している。
「今回の安倍晋三動画の問題で、星野のこの過去の発言も発掘され、話題になっています。XJAPANとYOSHIKIにしてみれば、とんだ巻き添えですよ。まさかのとばっちりを受けているYOSHIKIですが、3月24日には英バンドU2のボノ(52)、米歌手のジェニファー・ハドソン(38)、米ラッパーのウィル・アイ・アム(45)とのコラボ楽曲を3月24日に発表し、音楽家としての行動をいち早く行動に移していました。“一緒に頑張ろう”というYOSHIKIのコメントに力をもらったファンは多くいるでしょう。
他にも、YOSHIKIは早い段階からコンサートの自粛を訴えていましたし、4月3日には安倍首相と小池都知事に対して、自身のツイッターで“至急、緊急事態宣言をするべきだと思います”とも意見しています。どちらかというとYOSHIKIは今の政治に疑問を持っているんです。なので、今回XJAPANの名前が変な形で注目されたことを、YOSHIKIは非常に不本意に感じているでしょう」(芸能記者)
はたして『うちで踊ろう』は今後どう展開していくのか。星野とYOSHIKIの争いに展開する、などということがないように祈るばかりだ。