■『ゴッドタン』で残した爪痕

「『ゴッドタン』では、毎回全力で笑いを取りにいく朝日の姿が話題になりました。2017年4月から産休に入る松丸友紀アナウンサー(38)の代わりのアシスタントを決めるオーディションでは、松丸アナの鉄板持ちネタでもあった志村けんさん(享年70)の『変なおじさん』のコピーを全力でやり切り、見事アシスタントに起用されました。

 他にも、人気企画『マジ嫌い1/5』ではお笑いコンビロッチ中岡創一(42)を「ドブネズミ」「黙れバカ」など思い切った言葉で罵倒し、番組MCのおぎやはぎを大爆笑させました。元アイドルであることを微塵も感じさせない振り切った発言に、『ゴッドタン』ファンも“これは売れる”と朝日を話題にしていましたよ」(放送作家)

 そんな朝日の現在の活躍の裏には、“バラエティの師匠”と朝日があがめるバカリズム(44)の存在がある。

「2008年、14歳の頃に現役モデルとしてアイドルグループアイドリング!!!に加入したものの、朝日はすぐモデルをクビになってしまった。今後の活動に悩んでいた朝日に、当時アイドリング!!!の冠番組でMCを担当していたバカリズムが“全部やりきれ”というアドバイスをしたそうです。

 バカリズムは朝日について“14歳から4、50回泣かせている”と話し、朝日もバカリズムのことを“人を追いつめるのが得意”と そのスパルタぶりを明かしていますが、バカリズムの“全部やりきれ”という教えを、朝日は14歳のころから守り抜いてきた。それによって身に付いた“NGなし”の姿勢が『ゴッドタン』で発揮され、数々の企画で爪痕を残すことができたんです。

 師匠バカリズムが朝日をプロデュースする『ゴッドタン』の企画では、バカリズムが最近の朝日の活躍について“うれしい、14から追い込んでよかった”と発言。それを聞いた朝日はみるみる涙を浮かべ“泣いてない、泣いてない”と否定するも号泣。バカリズムは“褒めたことなかった。10年間ずっと褒めなかったから”と、初めて褒めたことを明かし、『ゴッドタン』とは思えない感動の名場面となりました。その後、バカリズムは朝日を世界のナベアツ(50)のモノマネでプロデュース。朝日の元の顔が分からなくなる程の全力のモノマネに、師匠も満足気な表情でしたよ」(放送作家)

  1. 1
  2. 2
  3. 3