■テレ朝は強気な姿勢で撮影……
民放キー局ディレクターは話す。
「徳永アナの夫はウッチャンナンチャンの内村光良さん(55)ですから、内村さんも自宅待機となる可能性すら出てきています。ただ、『報ステ』、そして富川アナの例を見ても分かりますがテレ朝のコロナ対応は“甘い”と言われても仕方がない。
テレ朝はかなり強気の姿勢で撮影をしていて、4月6日の週まで番組収録やロケをガンガンやっていたんですよね。芸能事務所や番組スタッフも相変わらず撮影を続けていることに驚きと戸惑いの思いを持っていたそうで、“(感染者が)出たらヤバいよね”と話していました。ただ『報ステ』の一件で、一気に対策をするようになったんです」
富川アナの感染を受け、『報ステ』では4月13日より全スタッフを自宅待機させ、他の番組のスタッフを緊急招集して番組を放送することを決定した。
「それにしてもテレ朝では、先週まで各番組のプロデューサーの判断で撮影するかしないか対応が変わるような状況だったといいます。TBSが早々にロケや収録をしないと決め、日テレ、フジもすぐに対応しましたが、テレ朝は他局に比べると新型コロナウイルスへの対応はまったくもって甘かったと言えるでしょう。
そう考えると木村さんは冷静に状況判断をして、他のテレ朝ドラマに先んじて“マズいでしょ”と撮影中断を決めたということですから、“さすがキムタク”とあらためて思うテレビ関係者も少なくないでしょう。ただ、テレ朝の上層部までは木村さんの思いが届かず、『報ステ』の惨状につながってしまったのかもしれませんね」(前出の民放キー局ディレクター)
『BG』で演じるボディガードよろしく、木村は共演者やスタッフを見事に守ったようだ。