長谷川博己
長谷川博己

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、堺雅人(46)主演の『半沢直樹』(TBS系)や、元SMAP木村拓哉(47)主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)をはじめ、多くのドラマが放送開始の延期を決定した。

 4月1日にはNHKも、窪田正孝(31)主演の連続テレビ小説エール』と長谷川博己(43)主演の大河ドラマ麒麟がくる』の撮影中止を発表。当初、『麒麟がくる』は4月12日まで撮影を見合わせる予定だったが、事態の悪化を受けてさらなる延長が決まった。

 4月14日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、収録中止の延長が決まった4月7日、主演の長谷川の母親に話を聞くために実家を訪れ、取材を行ったという。

「記事によると、現在60代の長谷川の母親は大河で忙しい息子のために食事などのサポートに徹しているといいます」(芸能記者)

 取材当日、母親は実家を不在にしていたようだが、『週刊女性』の記者が実家周辺を取材していると、自らポルシェを運転して長谷川本人が現れたという。

 長谷川はマスクと白い手袋を着用。記者が声をかけると「近づかないでください」とピシャリと制したと『週刊女性』では伝えている。

「新型コロナウイルスがこれだけ蔓延しているわけですから、長谷川が記者を遠ざけるのも当然です。ソーシャルディスタンスですよね。ただ、長谷川は記者とある程度距離を保ちつつ、軽く会釈すると再びポルシェに乗り込んで去っていったといいますから、完全取材拒否、というわけではないでしょう。

 大河ドラマの主演として“絶対に感染するわけにはいかない”、長谷川の記者を制する姿勢と、マスクと手袋を着用しているところから、そういった覚悟が伝わります。撮影が延期になったことに加え、昨年11月には帰蝶役の沢尻エリカ(34)が違法薬物で逮捕され、急遽の撮り直しや初回放送の延期を強いられるなど、『麒麟がくる』は踏んだり蹴ったり。撮影スケジュールの余裕もないでしょうからね」(前出の芸能記者)

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