新型コロナウイルス渦で…「テレビ電話」入門ガイドの画像
写真はイメージです

 新型コロナウイルス渦で、自由に身動きできない今日この頃。会いたい人に会えずに、ストレスを溜めている読者も多いのではないだろうか。そんなとき、お勧めしたいのが、スマホを使ったテレビ電話(ビデオ通話)だ。「音声通話よりも相手の姿が見えるので、以前から人気のビデオ通話ですが、最近は新型コロナの影響で、さらに利用する人が増えている印象があります」と言うのは、ITライターの鈴木將義氏だ。

 家族、孫の顔が見たい、恋人と語り合いたい、秘密の相手と……、その使い方はまさに人それぞれだが、今回は「未体験」という人のために、簡単な使い方を紹介しよう。「アンドロイドスマホの場合は、音声通話と同じように、画面下側の電話アプリを立ち上げます。すると、機種にもよりますが、通常通話の受話器マークなどと一緒に、ビデオカメラマークの『ビデオコール』ボタンが出てきます。このボタンを押すだけで、テレビ通話が可能です」(前同)

 ただしこの機能を使うためには、相手もアンドロイドスマホである必要があり、通話料(電話代)もかかる。アイフォンの場合、FaceTimeというアプリを使用する。このアプリはアイフォン購入時から中に入っているもので、通話料は無料だ。

 また、相手がアンドロイドかアイフォンかが分からない場合は、どうするのか。「日本のスマホユーザーの80%以上が利用しているというラインを使うといいでしょう。ラインでテレビ電話をするには登録している友達の画面にある『トーク』『無料通話』と一緒に表示されている『ビデオ通話』ボタンを押すだけです。ラインの他の基本機能と同様に無料で使えます。また、ラインでグループを作っている人は、メンバー複数人と同時にテレビ電話をすることもできます。アンドロイドなら最大6人、アイフォンなら最大4人まで可能です」(前同)

 実は紹介した以外にも、フェイスブックのメッセンジャー、スカイプ、グーグル・デューオなど、さまざまなテレビ電話アプリが提供されている。「その多くはSNSに入っている者同士での会話となっているため、ビデオ通話で話したい相手が、どのサービスに入っているかを確認してから使うといいでしょう」(同)

 いずれにせよ、基本的な使い方は、先ほど紹介したラインとほぼ同じだ。

 実際に使ってみると大変便利なテレビ電話だが、そうした文明の利器には落とし穴がつきもの。使用にあたって、何か注意点はあるのだろうか?「映像を送り合う分、声だけの通話に比べて通信パケット(データ通信量)が多くなります。携帯電話会社のプランにもよりますが、場合によっては月契約のデータ通信量を超えてしまう場合もあるので、心配な方は料金プランを確認したほうがいいでしょう」(同)

 もちろんWi-Fi(無線でネット接続が可能な)環境で使えば、パケット通信料はかからない。

 また、いきなりビデオ通話を始めてしまうと、相手がビデオ通話できない状況の場合もある。先にラインやメールなどで、「テレビ電話してもいい?」と、確認したほうがよいだろう。「相手が女性の場合は、“すっぴん”の場合もあるので、気をつけたいものです。また、音声が周囲にも聞こえるわけですので、音量にご注意を(笑)」(同)

 興奮してスマホに近づきすぎて、自分の鼻息が相手側に大音量で……なんてことがないように!

あわせて読む:
・ぺえ、“コロナ対策ネイル”に反響「発想がすてき」「意識高すぎ」
・『水曜日のダウンタウン』コロナで浜田雅功“不在の説”が現実に!?
・橋本マナミ、妊娠7か月の“ふっくらお腹”公開!「ママの優しい顔」