沢尻エリカ
沢尻エリカ

 女優の沢尻エリカ(34)が違法薬物所持で逮捕されてから約5か月が経過した。

 沢尻が逮捕されたのは2019年11月16日。今年2月6日には判決公判が行われ、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡され、2月21日に判決が確定している。

 4月9日発売の『女性セブン』(小学館)によると、沢尻は母親と兄夫婦のサポートを受けて生活をしており、ネットで映画を見たり、読書しながら日々を送っているという。

 沢尻の逮捕から3か月後の2月13日、歌手の槇原敬之(50)が覚醒剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法(旧薬事法)違反の疑いで警視庁に逮捕された。

 東京五輪開催まで、警視庁組織対策5課(通称・組対5課)と、同じく薬物犯罪を取り締まる厚生労働省麻薬取締部(通称・マトリ)は、有名人の薬物犯罪摘発にこれまで以上に注力するという報道もあった。

「組対5課もマトリも東京五輪に向け、4月まで浄化作戦を行う予定で、沢尻や槇原後も、芸能人の逮捕が続出する、と多くのメディアが報じましたが、大きな動きはありません。

 というのも、新型コロナウイルスの感染拡大により、聞き込みや内偵もすることが難しくなってしまったんです。また、東京五輪自体も延期が決まり、マトリは今後の芸能人の摘発をストップすると聞こえてきています。ただ、摘発をあきらめたということはまったくなく、薬物疑惑のある芸能人やその売人ルートをマークしつつも、彼らを“泳がす”というんです。そして、新型コロナウイルス終息後には、たしかな情報がつかめた芸能人たちを一斉に逮捕する――。マトリは今、そうした方針に切り替えたという話です」(全国紙社会部記者)

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