■2022年まで外出規制……

「ただ、IPS研究所の山中伸弥教授は感染者の拡大が収まるためには、ほとんどの人が感染して免疫を持つようになるか、ワクチンや治療薬ができることが必要だと話しています。ただ、そのワクチンや治療薬は“1年ではできないのではないか、最低1年は覚悟しないといけない”とも語っています。また、4月14日の現地時間、アメリカ・ハーバード大学の研究チームは“新型コロナウイルスの世界的流行を抑えるためには、外出規制などの措置を2022年まで断続的に続ける必要がある”という予測を発表しました。

 国立競技場は屋根部分が開いていて“屋外”ではありますが、大歓声を上げるファンが、1日8万人動員予定ですから“2密状態”になってしまう。これらの状況を考えると完全に沈静化しない限り、コンサート開催は非常に難しいと言えるでしょうね……」(芸能記者)

 嵐は2020年末をもって活動休止すると発表しているが、「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」を務めており、東京五輪延期が決定したことで、その活動がどうなっていくかにも注目が集まっている。

「リーダーの大野智(39)以外は、21年以降もそれぞれが芸能活動を続けていきます。3月31日発売の『女性自身』(光文社)によると、NHKとしては来春までは五輪の顔として、嵐にスペシャルナビゲーターを務めてほしいと考えていて、嵐の活動を2020年末ではなく、年度末の2021年3月まで、3か月間延長するという案が浮上してきているという。

 ただ、そもそも嵐の活動休止は大野の“自由な生活がしてみたい”という思いから決まったこと。関係者の間では大野の心身はもう限界に達しつつあり、ボロボロだとささやかれています。そのため、ジャニーズ事務所や嵐のメンバーとしても『アラフェス』を“今秋”に開催したいという思いでいるのでしょう」(前出の芸能記者)

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