佐藤健
佐藤健

 4月14日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)の放送スタートが延期に。代わりに『恋はつづくよどこまでも胸キュン!ダイジェスト』が放送された。

 今年1月から3月の放送で日本中に佐藤健(31)のイケメン破壊力を知らしめ、“恋つづブーム”を起こした余韻は冷めやらず。今回のダイジェスト版も、放送前からネットで大盛り上がりとなった。

 しかもファンをあおるように、番組開始の15分前から佐藤の公式YouTubeチャンネルで“『恋はつづくよどこまでも』#おうちで恋つづ”が配信されることに。佐藤を中心に、佐倉七瀬役の上白石萌音(22)、来生晃一役の毎熊克哉(33)、仁志流星役の渡邊圭祐(26)。そして沼津幸人を演じたミキ昴生(34)と、最終回にゲスト出演した相方の亜生(31)が、画面を6分割にして自宅からそれぞれ語り合った。

 ドラマでは出番が多いとはいえなかった昴生だが、YouTubeでは芸人スキルをいかんなく発揮。弟の亜生もナイスパスを放ち、俳優陣たちに当時のエピソードを聞いていくなど、名司会ぶりを見せた。キスシーンは佐藤自らが「多ければ多いほどいい」と監督に提案したという裏話も出るなど、充実した内容になった。

 ドラマは「胸キュン」を凝縮したという触れ込みだけあって、照れくさくなるほど甘くロマンチックなシーンの連発。キスシーン前にはリモート動画の6人が、それぞれソワソワとした感じになるのも、とてもほほ笑ましかった。

 ストーリー的にはベタベタな乙女テイストだが、コロナ騒動が広まり出し、不安になっていたムードをこの「甘さ」で忘れることができた人も多かったはず。今回もダイジェスト版でありながら、平均視聴率は10.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と2ケタを超え、ここからもいかに『恋つづ』が待たれていたかが分かる。来週にはダイジェスト版の第2弾が放送される予定なのだが、そちらもきっと大歓迎されるだろう。

  1. 1
  2. 2