4月13日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)に、女優の菜々緒(31)が出演。ドラマ『BG~身辺警護人~』(同局系)で共演する木村拓哉(47)の仰天エピソードを明かす場面があった。
今回、MCを務めるタカアンドトシは、菜々緒やタレントの柳沢慎吾(58)、俳優の工藤阿須加(28)と一緒に、人気企画の“海なし秘境でお寿司屋さんを探す旅”に挑戦。山梨県にある甲斐大和駅を出発した5人は電車や路線バスを使って移動し、寿司店を探しながらゴールの桃源郷公園入口を目指した。
リーダーを務めた菜々緒が積極的に寿司店との撮影交渉にあたるなど頑張りを見せる中、一行はゴールに無事到着。公園の管理人から寿司店「朝日屋」の情報を入手すると、目的の店に向かって歩き出した。その途中、タカアンドトシのタカ(44)から「このロケもしんどいけど、『BG』とかもしんどい?」と尋ねられた菜々緒は「アクションが多いのですごい大変」と返答。
そんな菜々緒に対し、柳沢が「休みの日でも休めない。セリフ覚えなきゃいけない」と労をねぎらうと、菜々緒は「木村さんは台本持っているところを見たことないです」と木村の仰天エピソードを明かし、タカアンドトシの2人を驚かせた。菜々緒によると、木村はセリフを完璧に記憶し、撮影現場には台本を持ち込まないという。
それについて、今年1月放送のドラマ『教場』(フジテレビ系)で共演した工藤が「そうですね、台本持ってるの見たことない」とうなずくと、柳沢も「(台本を)持たないもんね、昔から」と木村が以前から守り続けているポリシーであることを説明していた。
こうした木村のエピソードにタカアンドトシは驚いていたが、実はファンにはよく知られた話だったようで、ネット上では「台本、現場に持ってこないって本当なんだなぁ~」「どの現場でも共演者の方々が言ってるね」という声が上がっていた。
以前に木村が複数のメディアに語ったところによれば、こうしたポリシーを持つようになったのは、ドラマ『古畑任三郎』(フジテレビ系)で共演した田村正和(76)の影響だという。台本10ページ以上にわたるシーンを完璧に演じ切った田村に触発された木村は、それ以来、自らのセリフだけではなく、共演者のセリフまで完璧に記憶。2008年のドラマ『CHANGE』(同局系)の最終話では、20分を超える長ゼリフを完璧に演じ切り、その抜群の記憶力が視聴者の間で話題となっていた。