■笑いに命を懸ける男・江頭

 テレビでは芸風が過激すぎて、出る場所が限定されていた江頭にとって、YouTubeは最高の場所だった。

「江頭は、“1クールのレギュラーより1回の伝説”という座右の銘が示すように、これまでも笑いに全力を注いできました。出川哲朗(56)に“ジャニーズをビンタできるのはお前だけ”と言わしめたり、橋田壽賀子(94)にキスをして、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)を出禁になったり……。

 2013年にはイベントで全裸で客席にダイブして、ついに公然わいせつ罪で略式起訴されてしまいました。見る人を笑顔にするためなら、いくらでも汚れ役を引き受ける姿勢は、芸能人として唯一無二の存在でしょう。

”目の前で悲しんでる人を見つけたら何とかして笑わせたい。そのためなら警察に捕まってもいい。寿命が縮まってもいい”と、本人が公言していますが、それを実践しているのは、本当にすごいです」(芸能記者)

 そうした江頭の姿勢は芸人やスタッフにも浸透し、「江頭は別格」という尊敬の念は関係者に伝わっているようだ。

「江頭と共にチャンネルを運営している“ブリーフ団”も、江頭のために、という思いで頑張っていると思います。先述のトークやカラオケ動画が好評なのも、周囲のサポートがあるからではないでしょうか。

 また、『エガちゃんねる』で驚くべき点として、登録者数200万を突破した現在に至るまで、誰ともコラボしていません。本来なら、宮迫博之(50)のようにヒカル(28)のような大物YouTuberなど、人気者とコラボを繰り返し、登録者数を積み上げるのが王道のやり方ですが、江頭は”登録者数100万人を突破したら、草なぎ剛(45)とコラボしたい”と話していたことから分かるように、コラボを”登録者数を獲得する手段”として考えていない。

 コラボをせずに200万突破した偉業に対してコメント欄は“コラボなし2ヶ月ちょっとで200万人は本当に凄い”“誰ともコラボせず、誰も呼ばずに200万人達成は偉業過ぎるよ””むしろコラボをお願いされる側だよね””いよいよ草なぎに出てほしい”と絶賛の声が溢れています」(芸能誌記者)

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