■孤高の江頭と、孤立した木下
江頭に比べると、同じくYouTubeへ転身を狙ったTKO・木下隆行(48)の道は険しい。
「パワハラ騒動が報じられてからYouTubeに活躍の場を移していますが、4月1日から動画を投稿しているのに登録者数は1.1万人。
当初は殺到していた批判コメントや低評価ボタンすら、木下叩きに飽きてしまったのか減少傾向にあります。16日時点で公開されている5本の動画が、すべて謝罪や“いい人アピール”の動画では、視聴者が飽きるのも当然かもしれません。
4月15日投稿の最新動画『斎藤さん(匿名電話アプリ)でTKO木下のイメージを聞いたらまさかの結果に……』という動画も、“素人に電話してトークをする”という、なんのひねりもないもの。投稿から1日で、再生数は3万再生ほどです。
“自虐ネタで飯食えると思ってるんならさっさとクロちゃんと篠宮(オジンオズボーン)に土下座しろや”、“自分の人気とか好感度しか興味ない”、“自分でミスター低評価を名乗るとか、舐めてるだろ”と、手厳しいコメントが見られます。
コラボして再生数・登録者数を増やそうとした、カジサックことキングコング・梶原雄太(39)とのコラボ動画は、木下への批判が梶原に飛び火し、低評価や批判コメントが殺到しています。この例を見てもわかるように、いまの木下とのコラボは、相手に何一つメリットがないんですよ。
そもそも事務所を辞めたのも、後輩へのパワハラがきっかけですから、木下を助けようとする芸人がいるとも思えない。孤立無援状態なのではないでしょうか」(前出の芸能誌記者)
孤高の存在でありながら、その生きざまでスタッフに愛され、多くのファンを獲得して黄金期を迎えた江頭。パワハラ騒動で人間性が露見し、人気芸人から一転して、孤立状態にある木下。
対照的な2人の行く末は、果たしてーー?