■おしゃれなマスクで名を上げた小池知事と達増知事
“アベノマスク”が批判される一方で、実用的かつおしゃれなマスクをしていることで話題となった政治家たちもいる。
「小池百合子東京都知事(67)は、“アベノマスク”と違い、アゴまでしっかり覆った大きいマスク、しかも、非常におしゃれだ、とSNSで話題になりました。
“薄い青地に、白やピンク、紫の小さなハート柄”、“白地にカラフルなガーランド柄”、“白地にブルーライン”の3種類を利用しているのですが、“かわいい”、“センスがいい”と評判で、“マネして作ってみた!”と写真を投稿する人もいました。
4月7日の記者会見ではマスクについて照れながら、“近所の人が手作りしてくれた”と話していましたね(笑)」(全国紙記者)
また、岩手県の達増拓也知事(55)は、地元特産品のマスクを会見で着用することで、PRに成功している。
「会見などでテレビに映る知事を見て、“和風でおしゃれ”“どこで売ってるんだろう”と、SNSで話題になりました。
知事が使っている、日本の伝統模様“麻の葉”柄のマスクは、岩手県一関市の『京屋染物店』が販売している、“OTEFUKI MASK”です。
『京屋染物店』が運営している『en・nichi』によると、高密度の最上級手ぬぐい生地を利用したマスクで、麻の葉模様には“魔除け”の意味も込められているとか。
確認したところ、知事のマスクは“完成品”が2200円、“手づくりキット”が1320円で販売されていましたが、ほとんど品薄状態でした。
達増知事は、これ以外にも和柄のマスクを持っていますが、そちらも岩手伝統の南部紫根染のおしゃれな一品です。
ちなみに岩手県一関市は、“4月7日から24日にかけて、市民が作った布マスクを1枚150円で買い取り、同月13日から無料配布する”という画期的な取り組みを行っていて、こちらも話題となっています」(地方紙記者)