■エールを送る日本のアーティストたち

“コロナに音楽で立ち向かおう”という思いは、日本でも同じだ。ピコ太郎(46)が4月5日に投稿した『PPAP-2020-』は、コロナウイルス感染拡大防止の“手洗いソング”
として日本のみならず、海外でも話題となっている。

「“Pray for People And Peace”(人々と平和のために祈る)の頭文字で『PPAP』です。厚労省が推奨している、“正しい手洗い”をダンスに落とし込みつつ、“最後には我々が勝つ!”と呼びかけている、シンプルながらも非常にメッセージ性が強いですね」(前出のライター)

 人気アイドルグループ・は、YouTubeに2012年に行われた『アラフェス』のライブを期間限定で公開している。2020年の5月15・16日に新国立競技場で開催予定だった『アラフェス2020』が延期になってしまったファンへのはからいだろう。

「約2時間半で、『A・RA・SHI』など、計35曲が披露されています。

”コロナが終わったら、今度こそ”“この不況な状況で、心の支えになります!”などなど、嵐への感謝や、コロナ終了後のライブを望む声が多く見られます。

 嵐に限らずジャニーズは、“手洗い”や“体操”など、コロナウイルス感染拡大防止啓発の『Smile Up!Project』や、多くの人気グループによるライブパフォーマンス『Johnny‘s Worid Happy LIVE with YOU』など、ファンに元気と笑顔を届けようと事務所総出で頑張っている姿勢が評価されています」(音楽雑誌記者)

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