木村拓哉
木村拓哉

 4月19日に無料動画アプリ『GYAO!』で配信された番組『木村さ〜〜ん!』の企画で、元SMAP木村拓哉(47)が、おススメ映画ベスト5を発表し、話題になっている。

「武士から検事から料理人まで演じてきて、俳優としての仕事になみなみならぬ思い入れを持っている木村が薦める映画ですから、興味津々ですよね。家にいても映画は配信などで楽しめるので、そうした配慮もあったと思います」(専門誌記者)

 木村が5位に選んだ作品は、2015年公開のフランス映画『エール』。

 自分以外の家族に全員聴覚障害があるため、一家の通訳として家族を支える少女が、歌手になる夢を追いかける家族の絆を描いたストーリーで、木村も「久々にやられた」とあたたかい涙を流したという。

 4位に選ばれたのは、木村が主人公ハウルの声優を務めた2004年公開のスタジオジブリの長編アニメ映画『ハウルの動く城』。

 荒地の魔女の呪いで老婆の姿に変えられてしまった少女ソフィーは、魔法使いの少年ハウルと出会い、呪いをとくためにハウルが暮らす”4本足で動く城”で共同生活を送ることに。実はハウルも荒地の魔女に狙われており、2人は魔女の攻撃や戦争といった困難を乗り越えながら、恋に落ちて行く。

 ジブリキャラクターの中でもイケメンキャラとして屈指の人気を誇るハウル。ただ、その内面は実は弱気で、ソフィーに励まされることもしばしばだった。そんなハウルの雰囲気と木村の美しく優しい声が見事にマッチし、映画のファンの間でも“イメージがぴったり”と話題に。宮崎駿監督(79)も、木村の声を聴いてガッツポーズをしたという。

 3位に選ばれたのは、2011年に公開されたアメリカのアクション映画『ハンナ』。フィンランドの山奥で、幼い頃から元CIAの工作員の父に戦闘技術教え込まれた主人公のハンナは、感情を持たないまま16歳になった。ある日、任務のためヨーロッパを旅立つが、父のかつての同僚であるCIA捜査官がハンナを追跡する。

 大のアクション映画好きである木村が「完全に時間を忘れさせてくれる」と絶賛した『ハンナ』。木村はこの作品で主演女優のシアーシャ・ローナン(26)の大ファンになったようで、出演作品はほぼ網羅しているんだとか。

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