■フジの炎上戦略は成功するか

 フジテレビは、埼玉県を徹底的にディスった映画『翔んで埼玉』や、ほぼ毎回出演者の誰かの卑怯な行動が話題を呼ぶ、リアル鬼ごっこバラエティ『run for money 逃走中』、MCの坂上忍(52)の思い切った発言がしばしば炎上する『バイキング』など、話題と炎上が表裏一体の関係にある番組が印象深い。

「1981年に“楽しくなければテレビじゃない”というスローガンで、一時は大成功を収めたフジテレビですが、2020年現在でも、そのモットーが通用すると考えているのではないでしょうか。たしかに、一線を越えなければ“炎上”も、ある意味で視聴者が番組に期待しているところではありますからね。

 ただ、多少ほとぼりが冷めたとはいえ、いま東出で攻めるのは少し早すぎる気もします……。

 SNSでも今回の再放送について、“東出はもちろんカットだよね?”、“東出観たくないから、踊る(大捜査線)でいい”、“ボクちゃんははまり役だけど、世間が許すのかな?”など、以前に比べて減ってはいるものの、やはり難色を示す声も見られました。

“杏を裏切ったサイテー夫”として、特に既婚女性を中心に、いまだに東出を許せない人も多い。今回の再放送を機に“叩き”が再発する可能性は大いにある。非常に微妙なラインだと思うんですが……。

 フジはいまいち世間の空気を読み切れていないところがあり、4月8日放送の『バイキング』でも、リモート出演した松嶋尚美(48)が“家で友達と遊んだ”と発言し、危機感がない、とやはり炎上しています」(前出の記者)

 コロナに関する話題で鎮静化したとはいえ、まだ東出を許せない視聴者も多い。今回の“ゲス炎上月9作戦”は、吉と出るか凶と出るかーー。

あわせて読む:
・東出昌大、離婚&引退秒読み!?義父・渡辺謙が「見限った瞬間」
・“唐田ゲス不倫”東出昌大『コンフィJP』公開延期でまさかの株UP?
・杏、「ゲス唐田不倫」東出昌大と離婚決意の裏に4つのチョー非常識!

  1. 1
  2. 2
  3. 3