(左より)出川哲朗、松重豊、中居正広
(左より)出川哲朗、松重豊、中居正広

 新型コロナウイルスの影響で、ロケやスタジオ収録が不可能になり、窮地を迎えているテレビ局。MC以外をリモート出演にしたり、過去のドラマの再放送で、どうにか持ちこたえている状況だ。

 テレビ東京も、出川哲朗(56)、IKKO(58)、みやぞん(34)を起用していたロケ番組が収録できなくなり、窮地かと思いきや、意外なアイデアで乗り切ったことが話題になっている。

「4月25日の午前11時半から、『割り込んでいいですか?』というタイトルで、斬新な番組が放送されます。

“ロケが中止になったから、在宅バラエティにしよう!”という逆転の発想から、前代未聞の“出演者全員がリモート出演”という内容。事務所で撮影している出川以外、全員自宅からの出演というから驚きです」(テレビ雑誌記者)

 同番組は、予定していたロケ番組の中止から発想を変えて、構想から3日で収録したことが明かされている。その切り替えの早さが「いかにもテレ東らしい」と称賛されているのだ。

「テレビ東京は、ドラマ、バラエティ問わず、他の民放と比べても独自色の強い番組を生み出すことに定評があります。4月6日から放送している、視聴率を度外視した、0~2歳児をターゲットにした民放初の赤ちゃん向け番組『シナぷしゅ』はその典型ですね。

『シナぷしゅ』企画者の1人、飯田佳奈子プロデューサーは“想像以上に上層部が企画に好意的だった”と、『BuzzFeed』のインタビューで話しています」(前同)

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