4月19日(日)深夜にテレビ東京系列で放送された乃木坂46の冠バラエティ番組『乃木坂工事中』で、4期生の筒井あやめにスポットが当たった。
この日の企画は、メンバー間で密かに溜まっているモヤモヤをスタジオで発表し、MCのバナナマンと解決法を考える「白石の卒業前に…全てのモヤモヤを解消しておこう」。
この回では白石麻衣の秋元真夏に対する「秋元の双子推し」や、生田絵梨花の松村沙友理に対する「白石の銀テープ」など、メンバー間のモヤモヤをめぐるトークでスタジオが盛り上がっていたのだが、そんななかで筒井がモヤモヤしていることとして発表したのが「レイのミカン」というものだった。
筒井は同期の清宮レイがミカンを(薄皮を剥いた上に)何口にも分けて食べるのが以前から気になっていたそうで、清宮はその理由について「たとえば1個のミカンをパッパッと食べたらすぐ終わっちゃうじゃないですか? でもちょっと食べて、1粒の中にもいっぱいあるじゃないですかツブツブが? それが好きなんですよ」とバナナマンに説明する。
筒井はそんな清宮に対して「仲良いから言えるんですけど、本当に気持ち悪い(笑)」と辛辣な返しをして笑いをとっていたのだが、その後「もったいない(と思って食べている)って事が(初めて)聞けたので、それを(自分の中に)流し込んで私も頑張ります」としぶしぶ納得。一応この問題は解決したのだった。
ここで注目したいのが、筒井の清宮に対するフォローの仕方である。おそらく番組を観ていた視聴者なら筒井が清宮に気を遣いながら話をしていたことは分かったと思うのだが、筒井が気を遣っていたのは収録現場だけではなく、放送翌日の20日に更新したブログでも「あれは仲がいいから言えること。レイたんに対する愛は誰にも負けないのです!」とアフターフォローまでしていたのだ。
グループ最年少の筒井はまだ15歳。自分から持ち出した話題とはいえ、この若さでこれだけ人に気を遣うことが出来るとは、何と大人なのだろうか。
(文・鎌形剛)