4月19日(日)深夜にテレビ東京系列で放送された日向坂46の冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう』で、1期生の潮紗理菜がスタジオを盛り上げた。
この日の企画は、メンバーが考案した独自の企画をMCのオードリーにプレゼンする「オードリーさん、ぜひ見てほしい企画があるんです。」の中編。この回では富田鈴花がプレゼンしたモノマネ企画「MONOMANEステーション」や、佐々木久美がプレゼンした英語企画「NEL(necessary English Language)」などの話でスタジオが盛り上がっていたのだが、そんななかで潮がプレゼンしていたのが「潮二プロダクション」という企画だった。
潮二プロダクションとは、日本の大手声優事務所である「青二プロダクション」の名前をもじったもので、声に特徴があるメンバーで声優など声に関するお仕事の獲得を目指すというもの。潮は今回のプレゼンをするにあたってかなり気合が入っていたのだろう、プレゼン中に『ハリーポッター』のハーマイオニーのモノマネを披露したり、「せっかくなので」を「さっそくなので」と言い間違えたりと、オードリーも対応に困るほどの「潮無双」を展開していた。
さらにプレゼンの終盤。メンバーによる朗読会も行いたいと考えている潮は、そのデモンストレーションとして持参してきた『日向坂46ストーリー』(集英社)を自ら朗読。スタジオのセンターで朗読していた潮は、あと少しでカッコ良くキメられるというところまでいっていたのだが、最後の一行でつまづいてしまったため、せっかく作った良い雰囲気が台無しに。
オードリーの2人に「最後の最後じゃない~」(春日)「ゴール手前! ゴールテープ切るだけだったなぁ~」(若林)とツッコまれてしまったのだが、それでも潮は「こうならないように特訓するんです!」と、自らの失敗すらもプレゼン要素に変える対応力の高さを見せていたのだった。
ちなみにこの回の放送終了後、『ひなあい』のナレーションを務めている阿座上洋平がTwitterを更新し、「潮さんのお声は『かわいい』だけでなく『癒される』声でもあります! 人柄が出ている素直な声質だと思うんです! 声のお仕事で絶対成功するんじゃないかって思うんですよね! めちゃくちゃ期待しちゃいます!」と潮のことを絶賛。彼女にエールを送っていた。
(文・鎌形剛)