■取り返しのつかないチャンネルも

 前出のWEB編集者は語る。

「ただ、柴咲はまだ、スタートダッシュに失敗しただけです。課題と向き合って改善すれば、成功する可能性は十分あります。女優や俳優が運営するYouTubeチャンネルには、取り返しのつかない状態になっているものも少なくない。たとえば、水原希子(29)のチャンネルです」

 水原は2019年11月にチャンネルを開設し、1月22日に初めての動画を投稿している。

「水原のチャンネル登録者数は約6万5000人。もっとも再生された初投稿の動画は、28万回再生で、いずれも柴咲より低いんです。これまでに投稿された動画の内容ですが、動画の上映会、オリジナル香水作り体験、自宅で私服のファッションショーをする、といったもの。今ひとつパンチに欠けます。また、意外性のある一面も見られない。そのため、話題性にも、欠けています。開設から3か月ほどで、9本という、投稿頻度の少なさも良くないですね」(前同)

 次に名前が挙がるのは、夏菜(30)だ。2019年5月20日にチャンネルを開設。同月23日に初投稿を行った。もっとも再生された「夏菜 GANTZの裸の裏話 撮影はどんな感じだったのか?!」という動画は、229万回と、本田や川口に引け劣らない数字を記録。チャンネル登録者数も16万人近くいる。

「しかし、夏菜のチャンネルは深刻な状態なんです。再生数が多い時期もあり、西山茉希(34)をゲストに招いた動画も投稿して話題性もありました。投稿頻度も開設当初は1か月に10本程度と、良いペースでした。

 しかし、開設から時間が経つにつれて、投稿頻度が1か月に数本まで落ち込み、再生数も激減。トーク動画が多かった反省からか、ゲーム実況や結婚相談所を訪れる、といった内容面でのテコ入れもしました。しかし、2019年11月19日、最後に投稿されたゲーム実況動画の再生数は、3万9000回。開始当初の勢いは、完全になくなりました」(ITライター)

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