■キスマイを導いた中居

 そこで立ち上がったのが、木村と同じSMAPの中居正広(47)だった。。

「中居は後列組の4人を舞祭組(ブサイク)としてプロデュースし、『棚からぼたもち』で2013年にCDデビューさせました。中居作詞の歌詞の内容は“俺たち4人で大丈夫なのか? 輝きはない“”優しい3人に感謝。でも俺たちがいないとお前らも輝けないだろ“と、自虐満載。ですがジャニーズのプライドを完全に捨てたような、舞祭組の4人の全力の姿が視聴者の間でも話題となりました。

 舞祭組は中居がMCを務めた歌番組『UTAGE!』(TBS系)に度々出演。番組を観た視聴者からは“音痴すぎる”との酷評もありましたが、それも中居がうまく笑いに変えて、舞祭組は番組でも人気の存在に。後列組にもスポットライトが当たったことで、キスマイ内の格差もなくなっていきました」(女性誌記者)

 中居は、舞祭組以外のキスマイメンバーのことも同様にかわいがっているとか。

「中居は藤ヶ谷と一緒にゴルフのラウンドをまわったり、藤ヶ谷の主演舞台を観に行ったこともあったようです。さらに藤ヶ谷、北山、玉森が準レギュラーとして出演していた『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)終了時には、中居から“助けてくれたから”“がんばってくれたから”と、ルイ・ヴィトンやクロムハーツといった高級ブランドのバッグをプレゼントされていました。中居はキスマイのことを本当に弟のようにかわいがっていたんです」(女性誌記者)

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