蛭子能収、出川哲朗もあきれる職人レベルの“クズ行動”

　４月２５日放送の『出川哲朗の充電させてもらえませんか？』（テレビ東京系）に、ダチョウ倶楽部の上島竜兵（５９）が出演。漫画家の蛭子能収（７２）が未公開映像で見せたクズぶりについて、出川哲朗（５６）と語る場面があった。

　この日は、出川と上島の２人が、２０１７年１月１日に放送された特番に未公開シーンを加えて再編集したＶＴＲを見ながら、当時の思い出を振り返った。その番組で、出川と上島、蛭子が挑んだのは、神奈川県の鎌倉から千葉県の成田山新勝寺へ向かう１泊２日のルート。前半に上島、後半に蛭子がゲスト出演した。

　番組後半、ＶＴＲを見ていた出川が「さあ、ここから（上島に続く）２人目のクズが登場しますよ」とニヤつくと、映像がスタート。出川の宿泊する旅館にあらわれた蛭子は、求められるままサインを書いていたのだが、それについて「俺だって好きで書いたんじゃないよ。書かされたんだよ」と言い放ち、旅館の人たちを苦笑いさせる場面があった。そのＶＴＲを見ていた上島が蛭子について「クズですからね」と指摘すると、出川も「本物のクズじゃないですか」と上島の意見に激しく同意していた。

　しかし、道中のコンビニで休憩した際には、バラエティ番組で活躍する出川に、蛭子が「なんか今、人気ナンバーワンになってるじゃん。昔から一緒に出ていた仲間としては（うれしい）」と声をかけ、出川を喜ばせる場面も。このやりとりについて、出川は「うれしかったのが、蛭子さんも仲間意識があるんだなって」と満面の笑みを浮かべながら、回想。それに対し、上島が「蛭子さんは蛭子さんで、俺らのことをクズだと思ってるよ」と自虐的なコメントを口にすると、出川も「絶対、思ってますよ」と上島の意見に大爆笑していた。

　その後も蛭子は、立ち寄った台湾料理店で生ビールセットを頼もうとしたり、手を振ってくれた一般人に対し、イヤそうに手を振って応じたりするなど、おなじみのクズ行動を連発。上島は蛭子について「クズはクズで共通する部分があるけど、また俺とは違うクズだね」と感想を述べていたが、おなじみの行動の数々に視聴者は大爆笑したようで、ネット上では「蛭子さんのすがすがしいまでのクズっぷりがほんとに面白い」「クズ、クズ言われていましたが楽しかったですね」などといった反響が続出していた。

　蛭子能収は体力的な問題から、太川陽介（６１）とコンビを組んでいた旅番組『太川蛭子の旅バラ』（同局系）から引退している。ファンとしては、久しぶりに蛭子のクズ行動を堪能できて、うれしかったようだ。