■亀と山Pの共通点

『サンデー毎日』5/10・17合併号(左より亀梨和也・山下智久)

 そんな亀梨と山下には、昔からある人との縁が深いという。

「2人は、Jr.時代から、現在、ジャニーズ事務所で副社長を務める滝沢秀明氏(38)と親交が深いんです。

 亀梨は、2019年にラジオで“タッキーには個人的にね、非常にお世話になったな”と明かしています。滝沢はJr.時代から亀梨のことを目にかけていて、自分の稽古に同行させることもあったといいます。2004年に滝沢が座長を務めた舞台『DREAM BOYS』では、舞台の日程とタッキー&翼のコンサートが重なってしまった滝沢の代役を、当時まだ無名だった亀梨が務めたこともありました」(女性誌記者)

 亀梨がKAT−TUNとしてデビューしてからも、2人は同じ志を持っているという。

「昨年7月に、ジャニー喜多川前社長を追悼するスペシャル企画が放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、亀梨はソロ曲『絆』と『青春アミーゴ』を歌いました。そして、バックには当時まだJr.だったSnow Manのラウール(16)と、関西ジャニーズJr.のグループ、なにわ男子道枝駿佑(17)を抜擢しました。

 ジャニーズJr.をバックにつける演出は、亀梨と滝沢の話し合いで決まったそうです。ジャニーズアイランドの代表でもある滝沢は、ジャニーズを盛り上げるためにJr.の露出を増やすことにかなり力を入れています。亀梨も滝沢のその思いに共感し、『Mステ』の演出が実現したのでしょう。亀梨は滝沢との『Mステ』共演を“有意義”と振り返っていました」(前同)

 一方の山下も、ジャニーズ事務所入所当時から、滝沢に“お世話役”としてかわいがってもらっていたという。

「滝沢は、山下を家に泊めたり、休みの日には遊びに連れていったり、ツアー中に2足しか靴下を持ってこなかった山下に靴下の洗い方も教えたりと、何から何まで世話していたようです。滝沢が山下に自分のことを“パパ”と呼ばせていた、という溺愛エピソードもあります。

 滝沢は、山下のあだ名“山P”の名付け親でもあり、インタビュー等で度々“山P“の名前をだして売り出していました。山下にとって滝沢は、恩人でもあるわけです。

 滝沢のラストステージとなった2018年の『ジャニーズカウントダウンコンサート』では、山下がバックダンサーを務め、感動的な共演を果たしました」(前同)

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