■新人時代から期待されていた森・有村

 その後も、森はメキメキと頭角を現していった。

「2019年には新海誠監督のアニメ映画『天気の子』で、醍醐虎汰朗(19)と共に、主演としてアニメの声優に初挑戦。“天気を操る、実は重大な秘密を持つ不思議な少女”を見事に演じました。

 そして、今年4月からは『NHK連続テレビ小説 エール』で、二階堂ふみ(25)の妹で、文学好きのメガネっ子、“梅”として、NHK朝ドラデビュー。本当に驚異的なスピードで成長していますよね」(テレビ雑誌記者)

『朝ドラ』出演がきっかけで、一気に花開いた女優は数知れない。近年では、有村架純(27)や吉岡里帆(27)がその代表格だろう。

「特に有村はすごいですよね。2013年の朝ドラ『あまちゃん』で、小泉今日子(54)演じる“主人公の母・春子の少女時代”役で出演し、“あのかわいい子は誰⁉”と話題になり、知名度が一気に急上昇し、人気女優の仲間入りを果たしました。森と有村は、いろいろな部分で似ていると思います」(前同)

 森と有村の共通点は、『朝ドラ』だけではない。

「有村は、2014年の『ブレイクを期待するタレントベスト10』(VIPタイムズ社調べ)」で、二階堂ふみや黒木華(30)を抑えて、堂々の1位を飾っていました。

 一方の森は、『日経トレンディ』(日経BP社)で『2020年 来年の顔』となっている。2人とも、ブレイクを期待されて、それに応えているわけですから、素晴らしいの一言に尽きますよね」(前同)

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